ダイエットに最適!早朝ランニングのメリット・デメリットを徹底解説!

ダイエット
healthy lifestyle young sporty asian woman running at tropical park

今や、ランニングは手軽にできるダイエットの方法の1つとして定着し、休日ともなれば、多くのランナーが汗を流しています。

実はランニングは走る時間帯によって体にもたらす効果が変わってきます。

特にダイエットに効果的だと言われているのが、早朝にランニングを行うことです。

では、なぜ早朝に走ることがダイエットに効果があるのでしょうか。

この記事では、早朝ランニングがダイエットに効果的な理由と、その他にも早朝に走ることのメリットや注意点を解説していきます。

ランニングによって起こる体型の変化

まずは、なぜランニングをすることによって、体型の変化が起こるのかを解説していきます。

体型の変化が起こる理由を知るには、ランニングをしている最中に体の中で消費されるエネルギーについて知る必要があります。

体の中で消費される2つのエネルギー

ランニング中、体の中では主に2つのエネルギーが消費されています。

この、2つのエネルギーが消費されることで長い距離を継続して走ることができるのです。

体の中で消費される2つのエネルギー

  • 体脂肪
  • 糖分

2つのエネルギーがバランス良く消費されることが理想ですが、ランニングのやり方を間違ってしまうと、エネルギー消費のバランスが崩れてしまい、すぐにスタミナ切れを起こしてしまいます。

正しいエネルギー消費の仕方や注意点については、別の記事にまとめておりますので、エネルギー消費の仕方について、知りたい方はそちらをご覧ください。

早朝ランニングがダイエットに効果的な理由

早朝ランニングが特にダイエットに効果をもたらす理由には、先に紹介した2つのエネルギーが大きく関係しています。

更には、体の状態を理解して、正しく早朝ランニングを行うことで確実に効果を得ることができます。

早朝ランニングと消費エネルギーの関係性

通常のランニングの場合は体脂肪と糖分がエネルギーとして消費される、ということを紹介しましたが、これはお腹の中が満たされた状態でランニングを行った場合に限られます。

対して、早朝ランニングの場合は、お腹の中に食べ物が入っていない状態で走ることが、おすすめとされています。

なぜ早朝だと、この状態でランニングを行うことがおすすめなのでしょうか。

その理由を解説していきます。

朝食前のランニング

早朝ランニングを行う場合は朝食前に走ることがおすすめとされています。

この理由としては、朝食前の空腹時にランニングを行うと、エネルギーである糖分が消費されず、代わりに体脂肪が消費されるからです。

では、詳しく解説していきます。

消費エネルギーである糖分は食べ物から吸収されてランニング時のエネルギーとなります。

ですが、お腹の中に糖分吸収の源である食べ物がないと、糖分の吸収が成されずに、代わりに体脂肪からエネルギーを吸収をします。

糖分の代わりに体脂肪を率先して消費してくれるなんて、有難いことです。

この、体脂肪から消費されるしくみが早朝ランニングがダイエットに効果を発揮する理由となります。

早朝ランニングがダイエットに効果を発揮するしくみ

  • 朝食前にランニングを行う
  • 食べ物から糖分が吸収されない代わりに、体脂肪から消費される

早朝ランニングにおすすめなトレーニング時間

少し前は、20分以上走らないと脂肪燃焼がされない、と言われていたので、早朝ランニングを行う場合は最低でも20分以上走ること、とされていました。

ですが、近年では20分未満の少しのランニング時間でも効果があることが判明しています。

ですので、早朝から長い時間走ることが苦手な方は、無理のない距離と時間設定をして走るようにしましょう。

ダイエット効果が高い早朝ランニングですが、注意点もありますので、解説していきます。

早朝ランニングの注意点

早朝ランニングの注意点を解説していきます。

正しい知識を知り、早朝ランニングの効果を上げましょう。

完全な空腹にしない

矛盾を感じる方もいるかもしれませんが、早朝ランニングでは、完全な空腹は避けるべきです。

先程、早朝ランニングはお腹の中に食べ物を入れないことで、体脂肪が消費されると説明をしました。食べ物を摂取することで、糖分が吸収されて、体脂肪の吸収が少なくなるのでは、と思う方もいるかもしれませんが、心配はいりません。

少量の食べ物であれば、摂取しても問題はありません。

むしろ、完全な空腹はエネルギー切れを起こしてしまいますので、少量でも食べ物を摂取して糖分を補給しておくことを、おすすめします。

でも、少量の食べ物と言っても何を摂取すれば良いの?と考える方もいるでしょう。

おすすめとしては、食べやすく、消化しやすい食べ物になります。

例をあげると、バナナなどのフルーツ、ヨーグルト、ゼリーなどがおすすめです。

あとはしっかりと水分補給をしてから、走るようにしましょう。

食べ過ぎに注意

ランニングの前に、完全な空腹を避ける目的で少量の食べ物を摂取することは良いですが、普段の朝食と変わらない量を食べることはおすすめできません。

普段と変わらない量の朝食を摂取して、お腹が満たされた状態でランニングを行うと、消化不良の原因もしくは胃の中の食べ物が揺れてうまく走れないこともあります。

なので、ランニングの前は先に紹介したように、食べやすく、消化の良いものを摂取するようにしましょう。

起きてすぐ走るのはNG

早朝ランニングをするために気合を入れて起きれたとしても、起きてからすぐに走ることはやめましょう。

睡眠から目覚めた直後の体は、激しい運動に対応する準備ができていません。

その状態でいきなり走り出してしまうと、ランニングによって促進された大量の血流が血管内に流れ込むことにより心筋梗塞などの重大な事故に繋がりかねません。

では、朝起きて走り出すまでに、どのくらい時間を空けると良いのでしょうか。

朝起きたあとは準備体操や軽食を摂取するなどして、走り出すまでに30分以上は空けるようにしましょう。

早朝ランニングの注意点

  • 完全な空腹にしない
  • ランニング前の食べ過ぎに注意
  • 起きてすぐ走るのはNG

他にもある早朝ランニングのメリット3選

ダイエットの他にも早朝にランニングを行うことは、生活や体の面においてメリットがたくさんあります。

具体的に早朝ランニングのメリット3選を紹介していきます。

生活リズムを整えることが出来る

早朝に太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされます。

体内時計がリセットされることで、朝起きて、夜眠くなるという生活リズムが整うことになります。

この生活リズムの改善は、睡眠の質の向上にも繋がってきます。

早朝ランニングを行うことで、生活のリズムの改善、睡眠の質の向上と健康的に過ごせるようになります。

涼しい時間に走ることができる

ランニングにとって大切となってくるのが熱中症対策です。

特に、夏の暑い時期は朝8時であっても気温が30℃近くまで上昇するので、ここまで気温が上がってしまうと、とてもランニングができる状況ではなくなってきます。

その点、早朝の場合は気温が低く、涼しい環境でランニングを行うことができます。

これは熱中症対策になりますし、快適な環境で体への負担が少なく、走ることができます。

ランニングを継続しやすくなる

仕事あとにランニングを行う場合、継続を妨げる障害があります。

残業があったり、付き合いに誘われたりと、時間を確保することが難しくなります。

他には、体の疲労から走る気力を失うこともあるかもしれません。

早朝の場合は、妨げるものが少ないので、寝坊せずに起きることができれば、ランニングを行うことができます。

早朝ランニングを継続することができて、習慣化できれば、朝の時間を有効活用できるようになります。

早朝ランニングを習慣化して理想の体を手に入れよう

ダイエット目的でランニングを始めた、という人もたくさんいることでしょう。

目的がダイエットであれば、効果が大きい早朝の時間は逃したくないところです。

ダイエット効果以外にも、早朝ランニングには毎日を健康的に過ごすためのメリットがたくさんあります。

注意点をしっかりと理解をして、健康的な体を手に入れましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました